【会員の皆様・各支部、関係者の皆様】5月24日までの自粛のお願い
皆様には、NSA事務局のテレワーク対応にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
年度始めのお問い合わせの多い中、ご迷惑をお掛けしております。
連日、新型コロナウイルス感染症のニュースが報道されています。日本国内の感染も止まることなく、日々増加の一途をたどっています。
一週間前(3/25)皆様へお願いした時の世界の感染者数値と、現在を比べると、イタリアでは6万人が10万人に、スペインでは3万人が9万人に、アメリカに至っては6万人が19万人になっています。たった1週間で3倍の感染者数となった国もあるほどで、残念なことに世界で4万人近いの死者が出ています。
それは、クラスター(集団発生)を抑えきれず、オーバーシュート(一気に感染者が増える)が起き、医療が崩壊してしまったためです。潜伏期間が1日〜14日(一般的に5日)と言われます、現在日本国内の約2600人の感染者が一週間後には3倍になる危険を秘め、国内での医療が崩壊すると死者が一気に増加します。
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の「状況分析、提言案」で、日本国内では、終息に向かっていると状況とは言えず、「憂慮すべき状態が続いている」「奇跡的に持ちこたえているが、一部の地域では感染拡大が見られる」と注意を促しています。
また、ここ数日は都市部での数が増加しています。感染リスクの低いとされる若者層に広がりを見せ 、自覚症状のないまま活動し、高齢者などのリスクの高い人に感染させる恐れが出ています。現在増加を見せる都市部での動きが、地方に広がる危険性が迫っています。今後、日本全体が危険な状態に陥る可能性が出てきました。
政府、行政からの要請に従い、不要不急の外出を避け、移動を少しでも無くし、リスクを回避してください。私たち一人一人が、外出しないことで、リスクを回避することができます。
国内では、特に東京や大阪などの都市部を中心に感染経路がわか分からない感染者が散発的に発生しています。感染リスクの高い条件が重なった行動を避けることが重要です。換気が悪い密閉空間、多くの人が密集、近距離での会話や発声など、これらの条件が揃った場所を避ければ、急速な感染拡大は防げると言われています。
皆様には移動、密閉、密集、近距離会話を避け、手洗い、マスク、消毒を心がけていただきたいと思います。
そして、日々のニュースに注意し、必ず、日本政府、各都道府県、市町村等、行政機関の指示を厳守ください。
そこで、皆様にお願いです。
再度延長して5/24までは支部予選、支部主催イベント等の開催自粛をしてください。
主催大会のジュニアオープン選手権は中止といたします。(世界ジュニアの開催が決まりましたら、その時点で再度日程を協議致します。)
その他の、主催大会開催の有無については、概ね開催2ヶ月前に発表する予定です。
全日本選手権につきましても、開催の準備を進めています。支部予選開催が困難になることがあると思います。全日本開催までに支部予選が開催できない場合には、支部内からの推薦選考で代表選手を選出する対応を考えます。
支部会議等の開催については、5/24まで、原則自粛。WEB会議やSNSの利用を促し、人との接触を避けてください。
桜の花はまた咲きます、お金が無くなっても再び稼げばいい、しかし、命を失ってしまったら、取返しができません。「備えあれば患なし」 後で後悔しないように、やり過ぎくらいの行動で対応しましょう。皆さんの行動が自分を助け、家族や仲間を守ります。ウイルスを理解し、私たちの力でウイルスに打ち勝ちましょう。
世界中が新型コロナウイルス感染症と闘っています。私たちも世界の一員として自覚し、対応しましょう。
皆様のご協力をお願い致します。
一般社団法人日本サーフィン連盟
理事長 酒井厚志