2019WSGの結果を受けた 東京2020サーフィン競技の資格認定プロセス
平素より(一社)日本サーフィン連盟(以下NSA)の活動にご協力頂き誠にありがとうございます。
さて、東京2020出場資格取得のためのイベントの一つである「2019ISAワールドサーフィンゲームスが、2019年9月7日〜9月15日宮崎県において実施され、村上舜選手が男子におけるアジア最高位、松田詩野選手が女子におけるアジア最高位となりました。本大会の結果を受け、ISA(国際サーフィン連盟)との協議を踏まえた、NSAとしての見解をご報告致します。
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東京2020における出場資格認定イベント、ISA並びにNSAの見解
・日本人選手が該当する出場資格取得イベント(タイトル)の優先順位
◆2019年のワールド・サーフ・リーグ・チャンピオンシップ・ツアー:
男子トップ10、女子トップ8
◆2020年ISAワールド・サーフィン・ゲームス:
男子トップ4、女子トップ6
◆2019年ISAワールド・サーフィン・ゲームス:
男子4名、女子4名(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの男女トップ選手)
・開催国枠:男子1名、女子1名の出場枠は開催国の日本に保証されるが、日本の選手が上記から資格を得るならば、2020年のISAワールド・サーフィン・ゲームスのハイエスト・ランクのサーファーに、そのスロットは再配分される。
・開催国枠は、出場資格取得のイベントで、開催国〔日本〕が出場枠を取得できなかった場合に適用される。今回、日本人選手がアジア最高位を確保したことで開催国枠は適用されない。
・2019年ISAワールド・サーフィン・ゲームスでアジアトップによる東京2020出場権は、国の出場枠として付与されるのではなく、そのタイトルを獲得した選手個人に付与される。
・最終的な基準と条件は、ISAとIOC並びにNSAとの協議により、今後変更となる場合がある。
<村上舜選手、松田詩野選手のオリンピック出場に関して>
・2019年ISAワールド・サーフィン・ゲームスにおけるアジア最高位は、東京2020出場認定資格イベント及びタイトルの一つである。現時点で、日本人において、東京2020の出場認定資格イベントでのタイトルを保有する選手は、村上舜選手、松田誌野選手の2名である。従って、両選手は、現時点で、日本人選手の中で、最も東京2020の出場に近い選手であると捉えられる。
・出場資格取得イベント(タイトル)としてまだ結果が明らかでない、2019年のワールド・サーフ・リーグ・チャンピオンシップ・ツアー、2020年ISAワールド・サーフィン・ゲームス、そして今回の2019 ISAワールド・サーフィン・ゲームの結果を踏まえ、東京2020に出場する日本人選手が決定する。
以上
<本件に関するお問い合わせ>
一般社団法人日本サーフィン連盟
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