2019 ISA World Longboard Surfing Championship 競技(6日目) アロハカップ準優勝
風は弱く、晴れ、波のサイズは昨日よりも更に下がり、膝~もも、セットで腰の状況です。
今日はアロハカップ(男女混合リレー)の準決勝と決勝が行われました。
アロハカップは、8ヶ国のみが出場できる団体戦で、各国から選手4人が出場し、一人が各2本のライディングをし、その合計点で競うものです。
50分の時間制限で、各国エリア内でのジャージ着用、スタート線のオーバー禁止などの規制があり、これらを守れないと減点となります。
チームジャパンは、椛沢選手、田岡選手、浜瀬選手、北村選手の順番で競技します。
セミファイナルは、ペルー、アルゼンチン、ブラジルとの戦いです。
作戦どおり、椛沢選手は時間を次の選手へ残すことを優先しヒートを進めます。
この時間を有効に使い、田岡選手は5点台、浜瀬選手は7点台のスコアーを出して他国をリードします。
アンカーの北村選手は、時間を計算して波を選び5点台と6点台をたたき出しました。
合計点数は35点台とし、2位ブラジルの25点台を大きく引き離し決勝へ進出しました。
決勝は、フランス、USA、ブラジルの強豪との戦いです。
フランスがいきなり9点台と8点台のエクセレントを連発し、USAも6点台をスコアーし、日本は苦しいスタートとなりました。
チームジャパンは後半に時間を残すことで、逆転のチャンスを狙います。
後半の浜瀬選手が6点台、北村選手が6点台を2本揃え、他国の最終ライディングを待つことになります。
この時点で日本は3位です。
さすがに、地元フランスチームは後半にも高得点を上げ追いつくことはできません。
一方、USAチームは日本を大きくリードする展開となりましたが、時間内に8本のライディングを揃えることが厳しい状況でした。
ここで終了のホーンです。
スコアーの結果では、1位フランス、2位USA、3位日本、4位ブラジルでしたが、USAがジャージの不着用と時間制限違反で減点対象となりました。
最終結果は、1位フランス(得点42.93)、2位日本(得点30.97)、3位USA(得点27.10)、4位ブラジル(21.77)となりました。
チームジャパンは、シルバーメダルを獲得することができました。
応援ありがとうございます。
明日7日目はリパチャージ戦のため、田岡選手の出場は明後日となります!