2020TOKYOオリンピックについて
各 位
日頃から、連盟の活動にご支援ご鞭撻をいただき、心より感謝致します。
さて、昨日、2020TOKYOオリンピックの開催について、安倍総理、IOCバッハ会長らによる会議が行われ、2020TOKYOオリンピックの開催時期を一年延期することになりました。
ウイルスの蔓延を止める判断、選手の健康を考慮した苦渋の判断として、多くの方から賞賛されています。
開催が決定してから4年の歳月をオリンピックに向けて準備して参りましたが、当連盟も、この判断を支持し、来年の開催に向けて新たに準備を進めて参りたいと思います。
しかしながら世界に蔓延するコロナウイルスの影響は、現在でもとどまることを知らず、感染者、死亡者の数は日々増え続けています。私たちはオリンピック開催前に、世界全体でこの戦いを克服しなければいけません。
日本国内でも、ギリギリの状態が続いています。警戒を緩めずに一人一人が注意深く、感染対策に万全を期していただきたいと思います。
今後、一年の延期により生じる問題、スケジュールの調整、選手の選考、会場の確保などについては、開催時期を含め詳細が決定次第、ご報告いたします。
以下はISA理事長 フェルナンドアゲーレ氏からのコメントです。
“As surfers, we are used to being flexible, even in the most difficult of circumstances. Practicing our sport in the ocean, in a natural environment, we are used to changing conditions in life. Now is the time for all of us to paddle harder for this wave, and to look ahead with purpose and conviction. Together we will beat this virus, and we will celebrate that victory with the best Olympic Games ever, in 2021. “
「私たちサーファーは、最も困難な状況下でさえも、柔軟に対応することに慣れています。海や自然の中で、スポーツを実践している私たちは、人生の状況の変化に慣れています。今こそ、私たち全員がこの波へより力強くパドルして、目的と信念をもって前を見据える時です。私たちは力を合わせてこのウイルスに打ち勝ち、2021年の史上最高のオリンピックでその勝利を祝うのです。」
令和2年3月25日
一般社団法人 日本サーフィン連盟
理事長 酒井 厚志