The Sixth Asian Beach Games Sanya 2020
Surfing SUP部門競技日本代表選考会について
アジアンビーチゲームズはOCA (Olympic Council of Asia)主催で2021年4月2日から4月10日まで中華人民共和国の海南島三亜でサーフィン、カイトボード、ビーチバレーボール、ウォーターポロ、3x3バスケットボール、など16競技82種目で開催されます。SUPレースは今回初めて採用された競技で、ロングディスタンス(men 6km,women 4km)とスプリント(men women 200m)の2競技を、各国男女各2選手で競います(予定)。本来は2020年11月に予定されていたのですが、新型コロナウィルスの関係で2021年4月に延期になっています。また、Women競技は参加国/人数が少なかった場合には、キャンセルになる可能性があります。
今回アジアンビーチゲームズSUPレースの日本代表選抜は、NSA(Nippon Surfing Association)がJOC(Japan Olympic Committee)へ選手を推薦することになります。このため、JOCにも選手を選んだ基準を報告しながらNSAパドル委員会(SUPA,NSA)で協議を行い、2020年2月に行われた委員会で決めた2020年ISA(International Surfing Association)世界選手権日本代表に推薦されている男女各9名から、選考会で優秀な成績を収めた選手を日本代表と決める事にいたしました。
2020年ISA世界選手権日本代表に推薦される条件は
・2019年SUPA全日本選手権及び西日本選手権総合で男女上位7位迄の成績。
・2020APP(Association of Professional Paddlers)ワールドツアーシード選手。
・2019年はSUPA全日本選手権とISA世界選手権の日程が被っていたので、2019年ISA世界選手権に日本代表として参加した選手。
・2019年協力団体であったPSAJから一名推薦
この4つの条件のいずれかに当てはまった選手に絞り日本代表候補と決めました。
なお、APPを優遇しているのはAPPはNSAの上部団体であるISAが出資している団体だからです。
2020/2021 ISA世界選手権日本代表候補
【MEN】
小松山勁(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合1位)
金子ケニー(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合2位、APPワールドツアーシード選手)
吉田竜平(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合3位)
小杉航生(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合4位)
菊川翔(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合6位)
満石健人(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合7位)
柏木星詩(2019 PSAJ推薦枠)
田口頼(2019 ISA世界選手権日本代表、2019 SUPA全日本及び西日本選手権5位)
村田暁(2019 ISA世界選手権日本代表)
【WOMEN】
馬場なつみ(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合1位)
小貝実祐(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合2位)
橘ゆう(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合3位)
佐藤千春(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合6位)
和田桃香(2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合7位)
奥秋李果(2019 ISA世界選手権日本代表、2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合4位)
横山貴代(2019 ISA世界選手権日本代表、2019 SUPA全日本及び西日本選手権総合5位)
米村風夏(2019 ISA世界選手権日本代表)
佐藤ユカ(2020 APPワールドツアーシード選手)
選考会は2020年11月28日(土曜日)、静岡県浜松市北区三ケ日町下尾奈2251-38ホテルリステル浜名湖桟橋付近にて、12:30~13:00受付、13:30ブリーフィング、14:00レーススタート予定です。
上記2020 ISA世界選手権日本代表候補で、尚且つ日程や渡航費用等負担(現時点で30~35万円予定)の条件を承諾して2020アジアンビーチゲームズに参加できる選手に限り参加受付。
日本代表選手男女各2名を決める為の選考会ですので、辞退する選手が出ても現在日本代表候補に選抜されている選手以外の一般公募等参加人数を補充又は増やす事はいたしません。
レギュレーションは本番のアジアンビーチゲームズを鑑みて以下を予定。
・イクイップメント:12’6”未満
・距離:6 km (アジアンビーチゲームズ本番のwomenロングディスタンスは4 kmですが、選考会は6 kmで男子と同じコースで競う予定)
・アジアンビーチゲームズではロングディスタンス及びスプリントの2種目に各2名の同じ選手が競技しますが、日本代表選考会ではロングディスタンスでのみ選考を行います。
・アジアンビーチゲームズにおける詳細ルール及び競技フィールド等詳細は未定ですが、今回選考会はISA世界選手権のルールに則って行います。
・選考会開催場所にビーチが無い為、桟橋から入水してウォータースタート&フィニッシュで行います。
・選考基準はあくまで着順で時間の記録は行いません。
・選考会のエントリーフィーは選手から徴収しません。
・選考会に参加する選手は、NSAを通じて事前にJOC提出用書類の準備をしてください。
・候補選手となった場合には、締め切りが迫っていますので、NSAの指示に従って提出書類を作成してください。その後、JOCの理事会を経て正式に代表選手となります。
今後のコロナウィルスの動向で先行き不透明感は拭えませんが、2020アジアンビーチゲームズはJOC日本オリンピック委員会が初めてSUP競技において日本代表選手団を海外派遣する記念すべき大会ですので、皆様ご協力をお願いいたします。
一般社団法人日本サーフィン連盟(NSA)
強化本部国際委員
NSAパドル委員会
鈴木