DAY3
2017 Stance ISA World Adaptive Surfing Championship
アダプティブサーフィン世界選手権(障がい者サーフィン世界戦)
アダプティブサーフィン世界選手権もいよいよ3日目。昨日と同じ2~4ft位のセットが入るグッドコンディションでDay3が始まりました。
今日のトップバッターはウィメンズAS1のセミファイナルにクレジットされた内田選手。ヒート開始後からライトのセットをしっかりメイク。グッドスコア2本を叩き出し、安定した試合運びでファイルに進みました。
次に登場したのが、AS2の小林選手。気合を入れて挑んだこのクォーターファイナルでしたが、前半切れた波に乗れず点数が伸びない状況に。しかし後半に入ると、レフトの肩の張った波に乗り、自身の今回のベストスコアをマーク。こうしてヒート終盤から奮闘するも届かず、惜しくも3位で敗退となってしまいました。
また、このクラスの次なる出番は勝倉選手。日本チームの威信をかけ戦いましたが、本数は乗るものの、なかなか得点が伸びないままヒートが終了。残念ながらAS2クラスは両名ともQFで敗退となりました。
続いてAS5、セミファイナルで藤原選手が登場。潮が引き、ワイドなブレイクが目立ったこのヒート。いい波を見つけるのに苦労していましたが、激しい攻防戦のクロスヒートをものにして、見事決勝進出。このクラス初のファイナリストになりました。
そして迎えたAS1のクォーターファイナルに登場したのは伊藤選手。波数が少ない中、中盤でアベレージスコアを2本出し、安定した強さを見せつつ、次のセミファイナルへ。
潮が大きく引き、波のコンディションも良くないという事で、1時間半のウェイティング。
その後、AS2、AS1のセミファイナルが組まれ、いよいよ伊藤選手のセミファイナルがスタート。
伊藤選手はスタートと同時に波に乗るなど、リズムよくヒートを進め、中盤には立て続けに大きな波で技を決め高得点を奪取。結果、対戦相手を引き離し、悲願のファイナルに駒を進めました。
さあ、明日ついに最終日。全てのクラスのファイナルが行われます。日本チームのチームワークも最高潮です。ウィメンズAS1の内田選手、AS5の藤原選手、AS1の伊藤選手の活躍を期待しましょう。
皆様も日本チームの応援をよろしくお願いします。
随時LIVE動画も配信しております!!
TOP写真:Tomoki Fujiwara(C)ISA
Team Japan(C)ISA
Masafumi Kobayashi(C)ISA
Kenjiro Ito(C)ISA
Kazune Uchida(C)ISA
Naomichi Katsukura(C)ISA
Kenjiro Ito(C)ISA
Kenjiro Ito & Masafumi Kobayashi(C)ISA
■大会名
STANCE ISA WORLD ADAPTIVE SURFING CHAMPIONSHIP
■開催地
カリフォルニア州・ラホヤ
■開催期間
2017年11月30日~12月3日
■各競技クラス
・AS-1(立って乗る方及び膝立ちで乗る方)
・AS-2(立って乗る方及び膝立ちで乗る方)
・AS-3(座って乗る方)
・AS-4(腹臥位で乗る方)
・AS-5(立って乗らず、水中にいる間や漕ぐためのサポートが必要な方)
・AS-VI(視力障害ある方)
※各クラスの詳細について⇒アダプティブサーフィン・クラス分類